リスクヘッジの方法

私たちが経済活動を行なうと、どうしても金融上のリスクを負わなければならない事があり、為替に関するリスクもそのひとつで、そのリスクをどう回避(ヘッジ)するかが重要になります。


リスクヘッジとリスク

リスクは危険とか不確定要素の意味で使われる場合が多いのですが、為替の分野でもリスクという用語は頻繁に使われますが、別のいい方をすれば「損得の可能性」ということができます。


しかし、実際にこの用語を使う人にとっては、「損失の可能性」の比重が大きいでしょう。


ですから「リスクをヘッジする」とは、損失の可能性を消すという意味になります。


実際には、得をする可能性も消すことになる場合がほとんどです。


リスクをヘッジするために

まず、それがどんなリスクなのかを把握しなければなりません。


リスクを正確に把握しなければ、適切なヘッジ方法も生まれないからです。


ですから、リスクの種類、金額、期間、ヘッジできる金融商品あるいは市場があるかどうか、を知る必要があります。


リスクは100%ヘッジするのが原則ですが、なかにはできない場合もあります。


期間が長すぎて、ヘッジできる市場がない場合などです。


そのようなときは、部分的にヘッジするか、大まかにヘッジするかになります。


例えば、インフレのリスクをヘッジするために、外貨やインフレリンク債あるいはその他の金融商品を買っても、インフレで減価する円資産の価値を100%完全に補填できるわけではありません。


円の購買力の減少率と金融商品の価格の上昇率は必ずしも一致しないからです。


FX取引のリスク

外国馨取引にはいろいろなリスクがあります。


マーケットリスク

為替レートの変動により生じるのがレートリスクで、マーケットリスクともいいます。


円を支払ってドルを10万ドル買えば、ドル/円レートが1円下がることで10万円の損をします。


為替ポジションを持つことは、こうしたレートリスクを負うことです。


クレジットリスク

取引の相手方が倒産などで為替取引を実行できなくなるのが信用リスクでクレジットリスクとも呼ばれます。


このリスクは取引を行なう双方が互いに負うことになります。


デリバリーリスク

信用リスクの一種で為替予約の決済日に取引の相手方が倒産した場合のリスクであり、決済リスクともいいます。


例えば、決済日当日、A銀行が円を支払った後、しかもドルを受け取る前にB社が倒産した場合、A銀行は10万ドルを受け取れません。


このように、資金を受け渡しする日の信用リスクの損失は、100%になります。


そのほかにも、為替取引には多くのリスクがあり為替のリスクは避けて通れません。


従って、リスクを把握し適切なリスクヘッジの方法で損失を防ぐ事が大切です。


リスクヘッジの方法

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