肌荒れを防ぐ


肌に傷ができた場合、傷口から出てくる細胞成長因子を含む液が出てきて傷を覆い、毛穴や汗管に存在する皮膚の細胞がまわりに広がって治癒させる湿潤治療法があります。


これは人体のどのような細胞も乾燥状態にすれば死んでしまう事で分かり易いでしょう。


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毛穴が残っていない深い傷の場合では肉芽という赤い組織が傷口を覆い、この肉芽の表面に傷の周りの無傷な皮膚から皮膚の細胞が移動してきます。


その後に肉芽組織そのものが収縮するため傷自体が小さくなって治癒します。


自然に治癒する力をもっているのに、消毒や乾燥で頑張っている細胞を殺してしまうとかえって傷の治療が長引くということです。


但し雑菌が多くて菌の増殖が非常に早い場合や体が弱っていて免疫力が落ちている場合は消毒も必要かもしれません。


そこで表皮について見ると。角層を剥がして水分の蒸散速度を測定すると非常に高い値になり、角層のバリア機能がなくなっていることがわかります。


その後、時間とともに水分の蒸散速度を測定すれば、バリア機能が回復した様子がわかります。


角層を除去するのはとても簡単で、セロテープを肌に張って剥がすだけです。


一回で一層の角層が除去され、これをテープストリッピングといい、同じところを20回位剥がすと透明な液がでてきます。


このテープストリッピングで角層を剥がすとラメラ顆粒の放出が促進され、新しい脂質の合成が始まり、バリア機能が回復するまで続きます。


この時、水蒸気を通さないプラスチック膜で覆ってしまうと修復の必要がないと判断して角層の回復は起こらなくなってしまいます。


表皮でも可視光の受容体があって可視光を判別でき、赤色を照射すると皮膚バリア回復が早まり、青色を照射すると回復が遅れます。


紫外線を感じて肌色が黒くなりますし、赤外線の熱も感じるのですから可視光を感じても不思議はないのです。


肌荒れの問題に重要なタイトジャンクションというのがあります。


角層の下の顆粒層には細胞間の水やイオンまたはアレルゲンなどを通さないシールがあります。


これで水やイオンが体外に出たり、抗原が体内に入ったりするのを防いでいます。


ランゲルハンス細胞はこの層の上にまで突起を出しており、シールの外側の抗原の情報を得ることができます。


このタイトジャンクションの層が衰えると細胞間脂質の産生が低下したり、バリア機能が低下します。


角層が厚くなることもあるようですが、タイトジャンクションは肌荒れの一つのターゲットでこれを正常に保つさまざまな成分が研究されています。


また、粉末で肌荒れを改善するというユニークな方法もあります。


酸化亜鉛にシリカの薄膜をコーティングした複合粉末で、肌荒れの引き金となる酵素ウロキナーゼを吸着・失活させて肌荒れを防ぎます。


肌の上から「肌荒れ酵素」を取るという発想です。


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